第172章 5%はいらない、25%が欲しい

「その通り!」

白石菜々緒は我が意を得たりとばかりに深く頷いた。スキャンダルの臭いを嗅ぎつけたその瞳は、興奮でキラキラと輝いている。

「あのクソジジイ、ついに足元に火がついたってわけね。さっき様子を見た感じだと、あの子ども、病気みたいだったし」

「ほんと胸糞悪い。やっぱり私の思った通りだわ。偽善者で、白々しくて、恥知らず!」

白石菜々緒は嫌悪感を露わにし、鼻に皺を寄せた。

福田祐衣は微かに微笑み、彼女の手からメモリーカードを受け取った。

「はいはい、そんなクズのために怒るだけ時間の無駄よ」

「すぐに、相応の報いを受けることになるから」

福田祐衣の言葉には明らかな含みがあった。...

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